『medium 霊媒探偵城塚翡翠』を読んでくれ。
前半はネタバレ無し、後半はネタバレ有り
mediumを読んでくれ。
表紙に美人な女の子が描かれてるから、まず調べてみてほしい。
表紙で気になってるって人も多いと思うし、かくいう俺も表紙で買った。
文庫版を待っているという方がいるならその気持ちも分かる。
ハードカバーは確かに高い。
だが、書店でこっそりカバーをめくってみてほしい。
なんとそこには、赤地に黒のクソかっこいいカバー裏が!!!!!!!!!
表紙で気になったそこのあなた。今買いましょう。
文章がラノベチック(読了後に調べたところ、ラノベも書く作家さんだった)で、非常に読みやすいのもオススメしたい点。
売れているミステリということでかなり緊張して読み始めたのだが、あまりにも読みやすくてびっくりしたくらいだ。
気軽に手に取ってほしい。
ミステリとしての満足度も高く、普段ミステリを読まない、なんなら一般文芸を読まないという人にもオススメの一冊。
とにかく読みやすいし、城塚翡翠は可愛い。
城塚翡翠が可愛い。
表紙の女の子が城塚翡翠だ。明言はされていないがきっとそうだ。
見てもらえればわかるだろう。可愛い。そしてかっこいい。まさに美人。
ビジュアルだけで眩暈がするほど魅力的だ。
だからこそ読んでほしい。
城塚翡翠は文章にも生きている。そしてもちろん文章でも可愛い。
城塚翡翠の可愛さを堪能しよう。
<<<<<以下ネタバレ有り>>>>>
最後まで騙しきってくれ!!!!!!!
決して文句ではない。
最終話の種明かしですっきりした後、エピローグ。
乙女かよ!!!!!!
城塚翡翠がただの詐欺師だったらよかったのに。そう思ってしまった。
真相は分からないわけだが、やるせない気持ちだけが残った。
幸せになってほしかった。
壮絶な騙しあいの果てがあれじゃあ悲しい。
そう思っちゃいけないだろうか。押しつけがましいだろうか。
あのエピローグで城塚翡翠を忘れられなくなりました。ずるい。
相沢沙呼先生許せねぇ.........許せねぇよ.........